性格が仕事のパフォーマンスを左右する?~ビッグファイブ理論で自分を知る~

人の考え方、性格

性格って、地図に似てると思う。
自分がどういう場所に向かいたいのか、どういうルートを選びやすいのか――
それを知っていれば、無理に他人のルートをマネしなくていい。
心理学では「ビッグファイブ」と呼ばれる理論で、性格の地図を5つの軸で整理できる。
これをベースに、自分の“働きやすいスタイル”を見つけていこう。

そもそも“ビッグファイブ”って?

心理学では「ビッグファイブ」と呼ばれる性格モデルがよく知られている。
これは人の性格を「誠実性・協調性・外向性・情緒安定性・開放性」の5つの観点で捉えるもので、多くの研究でも再現性が高いとされている。
ぶっちゃけ、MBTIはちょっと気持ちいいウソ。ビッグファイブはちょっと傷つくホント。
今回はこの5つをベースに、“仕事のスタイル”にどんな違いがあるのかを見ていこう。

ビッグファイブ性格特性

5つの性格特性の軸は以下の通り。
自分のビッグファイブを診断できるサイトは探せばいくらでも出てくるからそちらで。

誠実性:コツコツまじめ派か、ノリと勢い派か
外向性:元気なパリピか、ひとり時間大好き派か
情緒安定性:動じない石仏か、気分屋メンタルか
開放性:クリエイティブ星人か、現実重視タイプか
協調性:やさしさ全振りか、わが道を行くタイプか

ビッグファイブが導く得意仕事

誠実性が高い人:計画的で責任感が強い仕事(プロジェクト管理、品質管理)
外向性が高い人:人とのコミュニケーションが得意な仕事(営業、カスタマーサポート)
情緒安定性が高い人:冷静に判断できる仕事(危機管理、リーダー職)
開放性が高い人:創造力や新しい挑戦が求められる仕事(クリエイティブ職、研究開発)
協調性が高い人:他人との協力が求められる仕事(福祉、カスタマーサポート、教育)

性格特性とギャップがありすぎる業務が多いと、自分を殺すことになってしまう・・・
💥一人でいたいのに、人とのかかわりを求められるとか
💥斬新なことが好きなのに、マニュアル仕事ばかりとか

最後に:性格を知ることは、自分を生かすこと

自分の性格を知ることは、自己肯定の第一歩
「何ができるか」ももちろん大事だけど、「どんな人間か」を知っておくと、
向いてる場所・避けたい状況が自然と見えてくる。

もし仕事で疲れているとしたら――
それは能力が足りないんじゃなくて、性格と仕事内容がミスマッチなだけかもしれない。
🐠 魚に木登りをさせるな。
🐦 鳥(※ただしダチョウを除く)にマラソンをさせるな。

ダチョウ

砂漠の走る戦車。ライオンを蹴り殺すことも。スピードもスタミナもある。50km/hで数十分走れる。噂ではアホ。


性格に合わない環境は、パフォーマンスもモチベーションも、自信さえも削ることがある。
でも逆に、性格をうまく活かせる環境にいれば、自然と自分らしさが発揮できる。

人の考え方、性格
この記事を書いた人
エセネカ

読書と貯金が好きなみみっちい人間です。
「本を読んでも現実は変わらない」
「節約しても人生は楽しくない」
ごもっとも。でも、だからこそ面白いと思うんです。
無駄に見えることほど、人を救ったりしますから。
読書はゼロリスクで人の深みに触れる数少ない手段。(あと、頭が良くなった気になれます)
このブログでは、
・ちょっとためになる読書の話を(仕事の話も)
・お金と感情のすれ違いを
コーヒー1杯ぶんくらいのテンションで語ってます。
正直、読んでも人生は変わりません。
でも「変わってもいいかな」と思えるくらいには、効くかもしれません。
最近は犬派。

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